アムロジピン錠「サンド」について

アムロジピンはサンド株式会社から製造、販売されている高血圧症、狭心症の治療薬です。アムロジピン錠「サンド」の形状は白色の錠剤で、2.5mgと5mgの2種類があります。口から水で飲む内服薬です。アムロジピン錠「サンド」は緩やかに作用し、持続性のカルシウム拮抗薬のため、通常1日1回の服用で効果がみられます。小児で6歳以上の高血圧症の小児であれば内服治療の対象です。アムロジピンは細胞内へのカルシウムの流入を減少させ、血管の平滑筋を緩める事で血圧を低下させます。
服用の際に注意しなければいけない点は、他の内服薬で血圧を低下させる作用がある薬を服用している場合や、グレープフルーツジュースは血圧を下げる効果を増強してしまうため、同時に飲むことは避けるべきです。アムロジピン以外の薬を飲んでいる場合、血中濃度が上昇する可能性もあり、医師の診断が必要です。
高血圧の薬は長期服用する必要があります。そのため副作用がみられる場合は医師の指示により薬の量を減らしたり、中止する必要があります。重い副作用として挙げられるのは肝機能障害や血小板、白血球の減少、房室ブロックの前段階として脈が遅くなったりめまいが起こる事があります。激しい運動もしないのに疲労感が続いたり、脈が遅くなったなどの自覚症状がある場合は速やかに医師の診察のもと検査を受ける必要があります。
アムロジピンは高血圧症があり動脈硬化が進むと重症になる心筋梗塞や脳梗塞を予防するのに効果的な薬です。長期間飲む事は副作用の危険性もありますが、同時に生命に危険のある病気を予防する薬です。医師の診察を受け、処方通りの薬の飲み方を守る事がまず血圧を下げる一番の近道です。上手に薬と付き合いながら毎日を過ごしましょう。

アムロジピンの公知申請とは

持続性Ca拮抗薬としてアムロジピンがあります。アムロジピンは服用することによって細胞内へのCaイオンの流入を減少させ、末梢血管や冠血管の平滑筋を弛緩させることによって、血圧を下げ、狭心症発作の予防を行うことができます。実際においては、狭心症や、高齢者、循環器系、遺伝的な要因による疾患等に伴う高血圧に対して使用されており、特徴として、持続的な臨床効果や、数多くの臨床エビデンスを持った治療薬となっています。。また、日本においては1993年の発売以降、降圧治療の第一選択薬の1つとして処方されており、広く知られた医薬品となっています。
高血圧は、一般的には中高年や高齢者などに現れますが、小学校高学年からその症状がでることもあり、現在、症例のデータとしては小学校高学年から中学生の0.1%~1%、高校生の約3%に高血圧の症状が見られることが報告されています。これらの状況に対処するために、医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議では検討が行われ、2010年には医薬品メーカーに厚労省よりアムロジピンの開発要請が行われています。そして、2012年には、薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会において、6歳以上の小児の用法や用量に関しての事前評価が行われ、その結果として公知申請に対しての許可が下りています。公知申請をすることによって、承認後においては、小児の高血圧症に対しての治療薬として用法や容量に関して追加適応がされることになり、降圧目標値までの適切な降圧や心血管イベント抑制に効果をあげることができるようになっています。
公知申請は他の医薬品の場合にでも行われることもあり、適応追加等の医薬品の承認申請に関して、その医薬品の有効性や安全性が医学、または薬学上に公知、つまり広く知られている場合に、臨床試験の全部または一部を新たに実施することなく承認申請を行なうことができる制度を指します。